クソして寝よか

アイルランド・ダブリンでの生活や旅の記録

西加奈子の小説集「おまじない」の中に「孫係」という話があって、その中でおじいさんがこんなセリフを言った。

 

「娘だし色々気遣ってくれるのは嬉しいんですけど、こうもまっすぐ愛情をぶっつけられたら、すごく疲れるんですよ。私も一人になりたい。」

 

ここ最近恋人に気を遣いすぎて、親切の押し売りをしていたよう思う。もっと自然体に接して、求められていることを求められているタイミングでしてあげられるようになりたい。

 

先月読んだ「誰かと暮らすということ」という本にもこんなセリフがあったなあ。

 

「男が中途半端なのって一番いけないんだよ。勇気も優しさも、勝負どころで気前よく使わないと。そうしなないと、ぐじぐじするだけで何もできなくなるもん。」


「思った時に思ったことをしてくれるのが恋人だけど、期待はずれなことをしちゃうのも恋人じゃない。」